教師も手を焼く札付きの不良・浦飯幽助が、ある日、車道に飛び出した子供をとっさに助けて事故に遭い、あっけなく命を落として幽霊になってしまう——すべてはそこから始まった。物語を締めくくる最終巻では、魔界に招集された猛者たちによる魔界統一トーナメントが佳境を迎える。幽助・黄泉・躯という並外れた実力者たちが真剣勝負をぶつけ合い、力だけでは測れない魔界の秩序と、そこに生きる者たちの選択が描かれてゆく。霊界探偵として歩み始めた少年の長い旅路が、いよいよその終着点へと向かう感慨深い一冊だ。