ドラゴンとしての自分を受け入れ、日々を穏やかに重ねてきたルリ。友人たちとの絆はいっそう強くなり、前田さんや優香との時間はかけがえのないものになっていく。そんな中、ルリは「龍である父」の存在により深く近づいていく。自分のルーツ、そして母がひとりで抱えてきた想い――家族をめぐる物語が静かに動き出す。特別な体質に振り回されるだけでなく、ルリ自身がそれを力に変えていく姿が印象的な第5巻。ゆるやかで温かな日常の中に、成長と決意がそっと灯る。ルリの世界がまた一歩、大きく広がっていく。