江戸では、突如として宙から舞い降りた異人「天人」の台頭と廃刀令によって、侍たちが衰退の一途をたどっていた。誰もが刀を捨て、時代に流されていく中、ただ一人、侍の魂を頑なに堅持する男がいた。その名は坂田銀時。無類の甘党で、無鉄砲で、けれど筋だけは決して曲げないこの男が、腐りきった江戸の世を痛快に一刀両断……するかもしれない。笑いと人情と剣戟が入り混じる、大長編の幕開けを飾る堂々の記念巻。