長い戦いはついに決着の時を迎え、光たちが積み重ねた夏が最後の一球に凝縮される。勝敗の重みと、言葉にできない想いが交錯し、四人の物語は静かに、けれど確かにひとつの答えへとたどり着く。若葉が遺した夢の行方、光と青葉の距離、そして野球という季節の終わり。あだち充が描く青春の余韻が、読む者の胸に長く残るシリーズ終盤の一巻。